ネコの腎臓病の症状と治療法と食事、自宅できる簡単な予防法

ネコの腎臓不全・猫下部尿路疾患など腎臓病の種類と初期症状や末期症状、治療法やかかる費用と食事はどんなものを食べさせたらいいのか、食べない時にはどうしたらいいのか?腎臓病用の手作り御飯のレシピや注意点についてなどの腎臓病と上手に付き合っていく方法を紹介します。他にも自宅でできる腎臓病を予防する方法についても紹介します

MENU

ネコが腎臓病の療養食を食べてくれない

f:id:sleepytake:20160531115018j:plain

ネコが腎臓病の療養食を食べてくれない

ネコは食事にこだわりを持っている子が多く見られます。
腎臓病になったから、今日から病院で指定された腎臓病用の療養食を食べてねと言っても
ネコにしたら、いつものご飯が良い!と断固拒否する子も少なくありません。

 

でも、ネコは2日以上食べないとかなり弱ってくるとも聞きますし
栄養をとって欲しい飼い主さんにしたら気が気じゃないと思います。

 

特に病院から帰ってきた後の食事を療養食にすると
病院でのイヤな思い出が結びついて
絶対に食べない!とハンストをする場合もあります。

できるだけ、病院から帰ってきた後のご飯はいつものご飯にして、
ネコが落ち着いてきた様子が見えてきたら療法食に少しずつ変えていくことがおすすめです。

 

ネコが療法食を食べてくれない場合には変えてみる


ネコがどうしても療法食を食べてくれない時には、
獣医さんと相談して、違うメーカーの腎臓病用の療養食に変えてみるのもおすすめです。

 

ネコによって好みの味や食感があるので、
好みを療養食を見つけてあげてください。

 

また、病気になったことで好みが変わってくる場合もあります。
今まではドライフード派だったのに、急にウエットフード派になっていたりします。
現在のネコの好みのフードの柔らかさを確認してみましょう。

他にも、香りが強い方がネコの食欲を刺激してくれるので
数秒だけレンジでチンして、腎臓病用の療養食を温めてみるのもいいと思います。
ここで注意して欲しいことは、ネコは熱いものは食べません。
また、熱すぎるとやけどの心配もありますので、人肌より少しだけ温かい程度の温度がいいと思います。


腎臓病用の療養食のドライフードをふやかしてみる

お湯でネコの腎臓病用の療養食をふやかして、ふにゃふにゃにしてみると食感も変わり、
お湯で温められるので香りも立つのでネコの食欲刺激してくれます。

この時もやけどをしない程度の温かさのお湯にしてあげてください。

 

お湯の他にも、鶏肉のゆで汁やだし汁をかけてあげてもいいと思います。
スープやだし汁には味付けは一切なしで
素材の味と香りを楽しんでもらってください。

 

療法食に香りをつける

人間も同じですが、美味しそうな匂いや慣れ親しんだおふくろの味的な料理の香りがすると食欲がわいてきますよね。
ネコも美味しそうと思える匂いや慣れたフードの匂いがすると食べ物だと認識して、食欲がわいてくることもあります。

 

おすすめはカツオブシの匂いです。
ネコはカツオブシが大好きですよね。
他にもカニカマとかも好きだと思います。


ネコが好きな食べ物を出汁取りパック(100均でも売ってます)に入れて

ネコの食事用の器に置いて、水を数滴たらしてレンジでチンした後に
出汁取りパックをどけて、療養食を入れて食べさせるという方法もあります。

 

フード自体に匂いを移したい場合には、
ちょっと難しいのですが…。
出汁取りパックにかつお節やカニカマ、いつも食べていたドライフードなど好みのものを入れて
療養食の中に入れて密封してみるという方法もあります。
こちらの方法は匂いに変化が少ない場合があります。

または、いつも食べていたドライフードを粉末状にして、
療養食の上に少量だけかけてあげるという方法もあります。
完全に療法食に切り替える時や飽きてしまった時などにほんの少しだけ試してみてもいいと思います。