ネコの腎臓病の症状と治療法と食事、自宅できる簡単な予防法

ネコの腎臓不全・猫下部尿路疾患など腎臓病の種類と初期症状や末期症状、治療法やかかる費用と食事はどんなものを食べさせたらいいのか、食べない時にはどうしたらいいのか?腎臓病用の手作り御飯のレシピや注意点についてなどの腎臓病と上手に付き合っていく方法を紹介します。他にも自宅でできる腎臓病を予防する方法についても紹介します

MENU

ネコの腎不全にクマザサは良いの?

f:id:sleepytake:20160815142619j:plain

ネコが腎不全と言われた日から、とにかくネコが苦しまないように、快適に元気に暮らせるように何か良いものはないかと探します。
もちろん、病院での治療と並行して、
サプリや食事、水、漢方と色々と試してみたいですよね。

よくネコの腎不全にいいものを探してネットをしていると見かけるのが“クマザサ”です。
どうやら、獣医さんも薦めてくれる方もいるようです。

個人的にはクマザサというと、お茶のイメージがありましたが、
腎不全のネコにはどうやって与えたらいいのか、どんな効果があるのか調べてみました。

 

腎不全のネコにクマザサエキス

腎不全のネコにクマザサエキスを与えている飼い主さんは多くいます。
獣医さんからクマザサエキスを与えてみたら?と提案されていることも少なくないようです。

腎不全のネコにもいいクマザサエキス、口内炎で高く評価を得ていて、
売り切れていることも少なくありません。

クマザサエキスの効果は?

クマザサエキスはクマザサから抽出したエキスです。
昔から笹餅、チマキなどを包んだり、お寿司の下に敷いたりと私たちの生活に関わってきた植物です。


また、冬眠前の熊(パンダも)が好んで食べたりもします。
冬眠から起き出した時にすぐ食べるのもクマザサだそうです。

それに、びっくりしたことに、猫(飼われていない)もクマザサを食べて身体の不調を治すことがあるそうです。

熊が冬眠前や冬眠明けにクマザサを好んで食べている理由は、解毒作用のあるクマザサが腸をキレイにしてくれ、毒素がたまっている血液を浄化するからだと言われています。
人間もクマザサの効能を漢方として長く利用してきています。 人間だけでなく、猫にも個体差はあるでしょうが、効果を発揮するとのことです。

クマザサの効能として言われているのは
遊離アミノ酸が体の活力の元に!
含まれている葉緑素に強い抗酸化作用!
クマザサの多糖類(アラビノキシラン)が異常細胞を元に戻す修復作業をしてくれる。
抗菌力が強く、ニンニクに匹敵するほどで、カビも防いでくれます。
善玉菌を増やし悪玉菌を減らすなど天然の抗生物質とも言われる程です。

このように、血液浄化・細胞賦活・免疫賦活・造血・殺菌・制菌・粘膜の保護修復・消炎・抗アレルギー・抗潰瘍など様々な効能があります。

腎不全のネコに使われる時に期待されているのが、免疫力向上・体力の低下や抵抗力をアップさせることです。他にも口内炎にも使われていて、多くの飼い主さんから好評です。

f:id:sleepytake:20160713163608j:plain

クマザサエキスのネコへの与え方

現在、クマザサエキスとして腎不全のネコに与えている場合には
ネットで検索すると多くのクマザサエキスを見つけることができると思いますが、
参考程度に…
サンクロン
ササヘルスという人間用のクマザサエキスを利用している方が多いようです。

ペット用にはささの恵(めぐみ)というクマザサエキスもあります。

与え方

スポイトで吸って、少量(1~2滴程度)を飲み水に混ぜる
フードに数滴混ぜて食べさせる
1日3回、1回約2~3mL 程度を水で薄めてスポイトで飲ませる
といった方法が一般的です。
1日に3mlがネコには適量ですが、少し多めでも大丈夫なようです。

味は、ネコによって好き嫌いがありますが、
それほど嫌いじゃないな~といった感じですんなりと受け入れてくれるネコが多いようです。


クマザサエキスは実は生ものなので、冷蔵庫で保管しても
ネコが1日で使うのはほんの少量です。
どうしても余ってしまいます。
その場合には、飼い主さんがサンクロンやササヘルスを飲んでいます。

捨てたりするともったいないですからね!

牛乳・豆乳やコーヒーに入れて飲んだり、
水で薄めて飲んだりしているようです。